COLUMN
コラム

2026-01-14

建設業許可・経営事項審査(経審)・入札参加までの完全ガイド

はじめに

「公共工事を受注したい」
「元請として仕事の幅を広げたい」

こう考えたとき、必ず関わってくるのが
建設業許可・経営事項審査(経審)・入札参加資格 です。

この3つは別々の制度に見えますが、
実際には 一直線につながる流れ になっています。

この記事では、
宮城県で公共工事を目指す建設業者向けに、
この3つの手続きを「全体像」として分かりやすく解説します。


全体の流れを先に結論

まず、全体像をシンプルに示します。

建設業許可 → 決算変更届 → 経営事項審査(経審) → 入札参加資格申請 → 入札参加

どれか一つでも欠けると、
公共工事の入札には参加できません。


ステップ① 建設業許可はすべての出発点

建設業許可は、
公共工事に参加するための絶対条件です。

・宮城県
・仙台市
・各市町村

いずれの公共工事でも、
建設業許可がない業者は原則参加できません。

金額が小さい工事であっても、
自治体発注工事では許可が求められます。


ステップ② 毎年必須の「決算変更届」

建設業許可を取得した後、
毎年必ず提出しなければならないのが
決算変更届(事業年度終了報告)です。

この届出を出していないと、

・経営事項審査が受けられない
・入札参加資格が取れない
・更新申請ができない

といった致命的な状態になります。

公共工事を目指すなら、
決算変更届は「前提条件」です。


ステップ③ 経営事項審査(経審)

経営事項審査(経審)は、
公共工事に参加する業者を数値で評価する制度です。

経審では、次のような点が評価されます。

・経営規模
・財務内容
・技術力
・社会性(保険加入など)

この結果として
総合評定値(P点) が算出されます。


経審がないと入札は不可

宮城県・市町村の公共工事では、
経審を受けていない業者は原則入札不可です。

建設業許可だけでは足りず、
経審を受けて初めて
「公共工事業者として評価される」ことになります。


ステップ④ 入札参加資格申請

経審を受けたあと、
各自治体に対して
入札参加資格申請 を行います。

ここで初めて、
「その自治体の入札に参加できる業者」として登録されます。

注意点として、

・宮城県
・仙台市
・各市町村

それぞれ別申請 です。


格付け(ランク)と受注できる工事

入札参加資格が認められると、
業者ごとに 格付け(ランク) が決まります。

このランクによって、

・参加できる工事金額
・指名されやすさ

が変わります。

最初は小規模工事からのスタートになるのが一般的です。


なぜ「まとめて考える」必要があるのか

実務で多い失敗例がこれです。

・建設業許可だけ取って満足している
・決算変更届を出していない
・経審の存在を知らなかった
・入札申請の時期を逃した

これでは、
公共工事に一切参加できません。

最初から
「許可 → 経審 → 入札」
をセットで考えることが重要です。


公共工事を目指すなら準備すべきポイント

長期的に公共工事を受注したい場合、
次の点を意識しておく必要があります。

・建設業許可を早めに取得する
・毎年、決算変更届を必ず提出する
・社会保険に適正加入する
・技術者を計画的に確保する
・工事実績を積み上げる

これらはすべて、
経審や入札で評価されます。


行政書士に一括で任せるメリット

建設業許可・経審・入札は、
それぞれ別手続きで、期限管理も複雑です。

行政書士に一括で依頼すると、

・全体スケジュールを管理してもらえる
・提出漏れや期限ミスを防げる
・評価を意識した申請ができる
・本業に集中できる

という大きなメリットがあります。


まとめ

公共工事を受注するためには、

建設業許可 → 決算変更届 → 経営事項審査 → 入札参加資格

この流れを、
一体として考えることが成功のカギです。

どれか一つでも欠けると、
入札のスタートラインに立てません。


杜王行政書士事務所(宮城県全域対応)

建設業許可・経営事項審査・入札参加資格を一括サポート
TEL:080-8572-9605
MAIL:kimura@morioh.jp
初回相談・見積り無料

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